乗鞍高原・早春

長野県南安曇郡安曇村乗鞍高原; 2000年5月2日撮影


この年。4月になって大雪があり,春の歩みは雪解けとともにまる一ヶ月間足踏み。一ノ瀬園地は
残雪に覆われたまま。乗鞍高原の水芭蕉,標高がわずかに低く日当たりのよい宮ノ原地区の群生地
で,ようやく満開となりました。
 

ミズバショウ (水芭蕉) Lysichiton camtschatcense
   サトイモ科ミズバショウ属

湿地に生える多年草。花は葉に先立って開き,花茎は高さ10〜30cm。白い仏炎苞(総苞)は
卵状楕円形で長さ8〜10cmほど。小さな淡緑色の花が棒状の花穂に密生する。芭蕉に似た葉が
花の後に生長して,長さ1m近くになる。
 

  五月晴れの青空の下。

  春のやわらかな陽射しが水面に跳ねる。 
 

フキ (蕗) Petasites japonicus
 キク科フキ属

雪の消えた白樺林にはフキノトウが顔を出す。春一番の山の幸。カモシカも狙っている。
フキノトウはフキの若い花茎で,食用のほか薬用としても利用されてきた。フキは各地で栽培もさ
れる多年草で,葉は花の後に出て長い葉柄を持ち,幅15〜30cmほどの大きな丸い葉をつける。
この葉柄も食用として用いられる。
 


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