奥多摩・五日市 2001

東京都青梅市,西多摩郡檜原村,奥多摩町; 2001年4月8日,4月21日撮影


ワタシ,寒いのは嫌い。でも,4月になって桜も散り,ようやく暖かくなってきました。冬ごもり
でナマりきった体を目覚めさせるべく,いつものルートで奥多摩一周リハビリツーリング。行きま
すか。
 

4月8日撮影

フクジュソウ (福寿草) Adonis amurensis
  

 キンポウゲ科フクジュソウ属

山麓の林床など木陰に生える多年草。高さ15〜30cm。花は黄色で径約4cm。花期が早く,
雪が解けたあとにすぐ咲き出す早春の花。木々が芽吹き,下生えの植物が生長を始めるまでが,こ
の植物にとっての勝負のとき。黄色い花はパラボラアンテナのように太陽光線を集めて温度を上昇
させ,早春に凍えた虫たちを呼び込むという。
 

  都民の森

フクジュソウが咲いていたのはココ。駐車場からレストハウスへ向かって急坂を登ったところ。
リハビリツーリング,実はここまで走ってもうヘロヘロ。レストランでソバ食べて一休み。
 

 月夜見第一駐車場

春霞みに浮かぶ奥多摩湖。あたりの山は,まだ冬枯れ。
 

   二俣尾駅にて

奥多摩湖から,青梅街道を爆走。復調に気を良くしていたら,調子に乗るなとばかりにパンク。修
理を終えて踏み出したら,今度はチェンがはずれてチェンリングのギアの間に挟まりこむ始末...
 


連休の信州行きを前に,リハビリ第二弾。ときおり小雨がパラつくあいにくの天気だけれども,前
回とはうってかわって新緑が瑞々しい。今日はいつもとは違うコース。檜原村役場の先のT路地を
右折,北秋川渓谷に入る。
 

4月21日撮影

  神戸(かのと)岩

鋸山林道をゆく。国際虹マス釣り場(この山奥に何故に国際?)の脇を通って都指定天然記念物の
神戸岩。高さ100mの崖が立ちはだかる。岩を穿って,狭くてまっくらなトンネルが口を開ける。
 

 ひとやすみ

トンネルを抜けてもなお薄暗い谷間。ひんやり冷たくうすら寒い。汗があっという間に引いてしま
った。夏場はさぞかし涼しかろう。
 

ミヤマキケマン (深山黄華鬘) Corydalis pallida var. tenuis
   ケシ科キケマン属

日当りのよい山地の林縁,崩壊地,伐採跡,谷川の礫地などに生える2年草。高さ20〜50cm
ほど。葉は粉白色を帯びた緑色で,羽状に細かく裂ける。春,枝分かれした茎の先に長さ2cmほ
どの淡黄色の花を総状に咲かせる。花冠は筒状で,片方は唇状に開き,もう一方はとがって長い距
(きょ)となる。和名の華鬘(けまん)は仏殿の欄間を飾る装飾具,だそうだ。
 

 峠は霧でまっしろけ。

鋸山林道のピーク地点,大ダワ。標高は1000mにわずかに足りず。北秋川渓谷の神戸岩入り口
から標高差650m,かなりの急勾配を直登させられる。車の通行は困難。
 

 霧に浮かぶミツバツツジ

  空が低い

時折小雨もパラつく。こういうのもまた,風情があってよろしい。
 

ヒノキ (桧) Chamaecyparis obtusa
 ヒノキ科

針葉樹を見分けるのは難しいけど,たぶんヒノキでしょう。
日本特産の高さ30mに達する常緑針葉樹。用材として杉とともに植林されるほか,北関東以南か
ら九州にかけて自生する。枝先に紫褐色楕円状の雄花をつけているのが判る。今日は雨模様だけど,
これが晴れていたりすると... 杉よりも花期が遅いので,これにも反応してしまう人は4月一
杯は泣かされる。

これを見ただけでクシャミ出る人もいるらしいが,大丈夫?沼尾くん。
 

 鋸山林道出口

登りもすごいが下りはもっとスゴイ。逆落としの急勾配に荒れ放題の道。落石ごろごろ。青梅街道
に合流して,ほっと一息。
 


 

ヤマブキだと思って撮ってきたが,違うようだ...
 

スイセン (水仙) Narcissus sp.
 ヒガンバナ科スイセン属

道端に植えられたもの。暖地の海岸近くで野生化している種もあるが,もともとは地中海地方や中
国の原産。和名のスイセンは,漢名の「水仙」の音読み。
 

   弁天橋

小河内ダムから流れ下ってきた多摩川の流れ。白く霞みがかかったようなヤマザクラに,新緑の微
妙な色合いが映えてなかなかだけど...下を見下ろすとちょっとコワイ。

さあ,奥多摩駅はもうすぐだ。
 


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